介護業界での転職を成功させるためには、まず採用担当者の心を掴む履歴書の書き方を覚えておくことが大切です。パソコンで作成した履歴書も認められるようになってきていますが、介護業界への転職を考えているのであれば手書きの方が良いでしょう。一文字ずつ丁寧に書くようにすれば、気持ちを伝えることができます。
そして、もうひとつ大切にしておきたいのが志望動機です。よくあるものが、これまでの経験やスキルを活かして働きたいというものです。経験者であれば優遇されるのではないかと考える人は少なくありませんが、この文章だけではなぜその施設や企業で働きたいのかを伝えることができません。
志望動機で大切なことは、ただ働きたい気持ちを伝えるのではなく、その職場で働きたい意思を伝えることです。介護職といっても、日勤のみや夜勤を伴うなど働き方は様々です。そして、力仕事が重宝されることもあれば高いコミュニケーションスキルを必要とする職場もあります。これまでの経験や実績、そして性格や特技を振り返り応募する職場で役に立つことがないか、働きながら更に伸ばしたいスキルはないかを考え志望動機欄に書いておけばその職場で働きたいという熱意を伝えやすくなります。
この時に大切なことは、過去の経験やこれからの目標などを具体的に記載していくことです。関連性のあるエピソードがあれば、添えておくのも良いでしょう。具体性がある書き方をすることで、採用担当者に実際に働いた時の姿をイメージして貰いやすくなります。